まんじ

25歳の頃にプログラミングを始めて27歳からフリーランスエンジニアしてますう
プログラミングベースで0から年収1000万円ぐらいまでの情報を書いてます

未経験からフリーランスエンジニアになるまでのロードマップ

  • 2024/06/01
  • 2024/08/19
  1. フリーランスエンジニア
未経験からフリーランスエンジニアになるまでのロードマップ

始めに

こんにちは〜まんじです!

今回は未経験(0)からフリーランスエンジニアになるまでのロードマップについて書いてみたいと思います。

大体こんな感じの手順でフリーランスエンジニアになれます(なります)。

  • STEP1: 実務(正社員や長期インターンなど)に入る
  • STEP2: 実務に入ってから1~3年経験を積む
  • STEP3: フリーランスエンジニア案件に応募して稼働開始

どこのサイトでもYoutubeでも書いてあることは大体同じで、基本的には「実務に入って1~3年ぐらいそこで経験を積んでフリーランスエンジニアになる」という流れになります。

ただ、この実務で1~3年っていうのが地味に罠というか、早ければ早いほど良いってわけでも一概には言えないのでそこらへんも踏まえて自分の体験談も交えつつ解説したいと思います。

STEP1: 実務(正社員や長期インターンなど)に入る

とりあえずプログラミング未経験ゾーンからフリーランスはほぼ無理なので、まずは一旦正社員やインターンなどの雇用形態で実務に入りましょう。

実務に入るまでの目安の期間としては、大体3~6ヶ月ぐらい勉強してから実務に入るぐらいが良いと思います。

早い人で4ヶ月ぐらいで、ゆっくりめにやると6~10ヶ月ぐらいはかかる印象です。

実務に入るためにやることを簡単に表現するなら「勉強してポートフォリオっぽいものを作って4~6ヶ月ぐらいで会社に応募して実務に入り込もうぜ!」ってだけだったりします。まあそれがだるいのだが。

ちなみに未経験からフリーランスはコネとかの裏技が使えればいけなくはないものの、待遇が良くないことも多いし、未経験ゾーンの時は正社員のほうが心も安定して仕事して成長できるケースがほとんどです。

フリーランスで業務委託の契約だと会社から見てバリューが出てなければすぐ切られるだけなので、駆け出しゾーンでフリーランスになるのは不可能ではないけどあんまりおすすめできません。

技術力を伸ばすとか落ち着いて業界の雰囲気を知るには、正社員(もしくは長期インターン)のほうがやりやすいです。

正社員とかだとよほどなことがない限りはクビにならないので。。。

ということで、まずはプログラミング勉強してポートフォリオ作って仕事に応募して実際に仕事をやりましょう。

0からウェブエンジニアになる方法は下の記事にこれもまたロードマップ記事を書いております。

未経験から4ヶ月でウェブエンジニアになるためのロードマップ
未経験から4ヶ月でウェブエンジニアになるためのロードマップ
ウェブエンジニア

STEP2: 実務に入ってから1~3年経験を積む

1~3年程度がとりあえず目安

いわゆる実務経験っていうやつで、フリーランスエンジニアになるためには、実務に入ってから1~3年程度の経験を積むことが必要です。

早い人だと1年ぐらいで、3年ぐらいやると経験年数での書類の足切りは少なくなって案件はかなりあるかなーって印象です。

出来れば3年ぐらいはどこかで正社員してからのほうが書類が通りやすいのと、3年ぐらいエンジニアで正社員をすることで早くフリーランスになるより技術力含めたそこらへん周辺の基礎も身につきやすい可能性が高いです。

周辺の基礎ってのは、ここらへんのことです。

  • Git, Githubなど上でのチーム開発のやり方や流れ
  • Slackなどのコミュニケーションツールの作法
  • かんばん系ツール(チケット管理)の使い方の作法
  • エンジニアとのコミュニケーションの作法
  • 自分の担当領域における定番の技術スタック
  • エンジニアとしての勉強のやり方と自分なりのスタイルの確立

正社員を2~3年ぐらいやってると上に書いた周辺の基礎がかなり網羅されてきます。

ちなみに経験年数に関しての余談なんですが、、、自分はインターン11ヶ月+上場企業4ヶ月で辞めたエンジニア経歴書(クソ雑魚状態)で応募しまくったら書類が死ぬほど通りませんでした🥲

海外住みで日本から初案件をゲットしたので振り返り
海外住みで日本から初案件をゲットしたので振り返り
フリーランスエンジニア

実務経験を短くしてフリーランスエンジニアになればめちゃくちゃ良いってわけではなかったりするのが結構ネットとリアルの情報格差なところなので注意です。

こんな感じでしょうか。

・ネットの世界
「フリーランスエンジニアは最高だぞ!」
「高単価!最高!自由!」

・リアル
「あ、業務委託の人だ、来週から来なくて大丈夫です!」
「正社員みたく成長できる案件を振ってもらえません・・・」
「将来が不安です・・・」

実際フリーランスエンジニアをやってみると分かるのが、一概にフリーランスエンジニアが最高とは言えないってことです。

フリーランスエンジニアになると確かに正社員よりも稼ぎやすくなったり経費で可処分所得が増やせたり、フルリモートしやすかったり、いろいろと自由度が上がって収入も増やしやすいので、メリットは実際多いです。

フリーランスエンジニアのメリット9選
フリーランスエンジニアのメリット9選
フリーランスエンジニア

ただ当然デメリットもあって、正社員のがエンジニアとしての技術的な成長やIT業界における特定のポジションでの成長とかは普通にしやすくてフリーランスだとそこらへんがやりにくいです。

例えば、マネジメントしたい〜とか採用に関わりたい〜となっても、正社員なら「やってみる?やっちゃいなYO」ってなりますが、フリーランスの業務委託の場合にはやってもらいたいことが決まった上で契約などをするのでそういった成長案件みたいなタスクからの距離が遠いイメージです。

なので実際に実務で経験を増やして、市場とか現場の雰囲気を見てから、「フリーランスのがよさげじゃね?」と思ったタイミングがフリーランスエンジニアに挑戦する時期なのかなって思います。

ちなみに自分がフリーランスになった理由は「正社員で週5働くのってだるくね?」ってのと、正社員でエンジニアとして入った上場企業で働くのがいろいろと微妙だったのでやめてニートして社会との接点がほしくなったからフリーランスエンジニアになった(たまたま、書類が通った)って感じです。

そこらへんの話はこれ。

上場企業の正社員エンジニアを4ヶ月でやめてニートになってフリーランスエンジニアになったお話
上場企業の正社員エンジニアを4ヶ月でやめてニートになってフリーランスエンジニアになったお話
ウェブエンジニア

ついでにフリーランスエンジニアになると週3とか4でも働けます。っていう体験談も書いております。

フリーランスエンジニアになって週4だけ働くのって実際どうなん?って体験談
フリーランスエンジニアになって週4だけ働くのって実際どうなん?って体験談
フリーランスエンジニア

実務経験で経験を得る時に意識したいこと

  • 自分の専門とする領域を決めてそこに特化する
  • 実務で使われている技術の全体像を把握する
  • 一人称で開発できるようになれるようにする
  • 小さなプロジェクトでもリーダーっぽいことを経験する
  • 正社員やインターンだからこそできることを経験する

フリーランスになるとやりにくい部分(案件によってはできるけど)を正社員時代にはやっておきたいです。

特に1番大事なのが、1つの領域を決めてそこを専門にして即戦力人材な状態になることです。

こんな感じ。

  • パターン1: フロントエンドのReact*TypeScriptと軽めのバックエンドなら得意
  • パターン2: バックエンドのAPI部分とインフラ寄りの部分が得意
  • パターン3: クラウド寄りのインフラ部分が得意

フリーランスエンジニアをやる場合は、使い道がない人はいらない子にしかならないので、この領域ならゴリゴリ戦力になれるぞ!って自信を持って言える状態に正社員などをしてる時になるのが1番大事です。

自分であれば「React使ってフロントエンドからAPI繋ぐあたりまではそこそこできるから、やってやんよ」みたいな感じです。

実務を使って得意領域を作るのと、書類上の実務経験年数を稼ぐのが実際に働くうえでは大事というか、将来的にフリーランスエンジニアになるならそこを意識するといろいろとよさげです。

フリーランスエンジニアに必要なレベル感とかも書いてます。

フリーランスエンジニアをやるのに必要な技術力はどれくらいなのか?
フリーランスエンジニアをやるのに必要な技術力はどれくらいなのか?
フリーランスエンジニア

ということで、実際に仕事に入って1~3年働こうってのがSTEP2でした。

STEP2の実務で経験年数稼いで、エンジニアとしての基本っぽい部分を習得して、1つの領域で即戦力な状態にできればもうあとは書類作って応募するだけなのであとは簡単です。

STEP3: フリーランスエンジニア案件に応募して稼働開始

フリーランスエンジニアの案件の探し方

基本的には案件が載っているサイトやフリーランス用のエージェントを使うことになります。

マージン率とかは公開もされてないし実際分からないのでほぼ気にしなくてよくて、ある程度王手のところや、シンプルに案件だけが乗っかってるサイトを使えばそこらへんの仲介料とかは特に気になりません。

基本的にはレバテックとかそこらへんの明らかに王手でモダンな感じを保ってるエージェントがおすすめです。

フリーランスエンジニアになるためのおすすめ案件獲得サイトとエージェント
フリーランスエンジニアになるためのおすすめ案件獲得サイトとエージェント
フリーランスエンジニア

あとはある程度フリーランス生活になれてきたタイミングで企業と直接契約したり、仲介がないサイトや知り合いなどから案件を探すって流れになると、仲介料は0%にできます。

自分も1年ぐらいエージェントありで海外から稼働して、そこから「エージェント普通にいらなくね?」と感じ始めていたので直接契約に切り替えました。

ちなみにエージェントと良い関係づくりをするとかはほぼ不要というか、そもそも案件を紹介してもらうぐらいしか基本的には接点がないですし、なんかいろいろサービスがついてるとその稼働報酬から引かれるケースがほとんどです。

フリーランスエンジニアで時給4000円になりーの直契約をした時のお話とか
フリーランスエンジニアで時給4000円になりーの直契約をした時のお話とか
フリーランスエンジニア

そんで、フリーランスのエージェントやらサイトに登録するとスキルシートを書いたりエージェントと面談するのが応募する前のフローになるんですが、最初の頃はエージェントと面談は多めにしたほうが相場感とかもろもろが分かるので個人的におすすめです。

エージェントは大量に人を流してるので、経験年数に対しての相場感とかいろいろ詳しく知ってます。

エンジニアをさばく担当の窓口のお姉さんは美人が多いので(美人は関係ない)いろいろ聞いてみるのがおすすめです。

「実務1年でフリーランスになれる人とかっているんですかねえ?」とか
「実務で何年ぐらいやってる方が案件に入りやすい印象ですか?」とか
「React3年なんですけど、みなさんの単価はどれくらいなんでしょうか?」とか

いろんなエージェントと面談して、案件の面接を何個かこなすことで、業界の構造とか雰囲気も分かってくるので最短で1発!ってよりかは何個か調査含めて受けたり人と話すのがおすすめです。

自分が最初にフリーランス始める時も6個ぐらいのエージェント(王手〜マイナー)とは面談した記憶が強めです。

案件の面接対策など

フリーランスエンジニアの案件(業務委託案件)の面接は正社員に比べると超簡単です。

簡単というよりもコーディング試験とかがなかったり面接も3回とかなくて、普通に1回だけ話して終わりとかが多いので、正社員で受かるよりも業務委託で受かる方が楽です。

エンジニアで結構有名な会社とかモダンな会社だと新卒の時ですらコーディング試験+3回面接とかがあったりするのが結構普通なので、フリーランスエンジニアの面接のが比較してみると簡単というか楽という感じ。

裏を返すと入りやすいけど雇用する側は切りやすいってのがあるので、ハードルを低くして雇用する側も雇えるってのがあります。

フリーランス案件応募に関しての面接対策とかはほぼいらない世界です。

自分が面接する時とかも動機とかは普通に「週4でReacr使える案件を探してて見つけた」みたいな、それぐらいです。

あとはその分野の技術的な質問や今までやってきたエンジニアとしての経験を聞かれるんですけど、ちゃんと経験があれば答えられるような内容ばかりだと思います。

(自分はReactの質問とかをされたけど、、、本当に定番のことしか聞かれなかった。)

フリーランスエンジニアとして稼働を開始してから

最初はキャッチアップ期間的な側面もあってそこまでスピードとかが求められませんが、ある程度してくると明らかにいわゆる「評価」に常にさらされることになります。(まあ、、、正社員でもだけど、、、)

悪ければすぐ切られるし、良ければ継続されます。

悪く言えば常に不安と隣り合わせで、良く言えば常に危機感を持って自分の出せる力を嫌でも出すことになります。

ここらへんが人によって合う合わないがあったり、一度大企業病(メガベンチャーでゆるいところ含む)に感染してる人には合わないのかなーとか思ったりもしますけど、感じ方は本当人それぞれです。

そこらへんのリスク面の話は以下の記事に書いております。

フリーランスエンジニアのリスクとハンドリング方法
フリーランスエンジニアのリスクとハンドリング方法
フリーランスエンジニア

個人的な話ではあるんですけど、フリーランスエンジニアは結構性に合ってます。

常に次を考えざるおえない状況とかフットワーク軽めに移動できたり、リスクがあるほうが旨みもあるとか失敗=経験みたいなマインドセットでいるので、フリーランスのが好きダナーって感じです。という個人的な意見でした。

と言っても、エンジニアで結構厳しめというか意識高めの会社だと正社員でもパフォーマンスが悪いと切られるというか会社内地位が下落しすぎたりすることは普通にあるので、実際は正社員でもフリーランスでもあんま変わらないんじゃないかってのは地味に感じるところです。

エンジニアの世界は結構シビアというか実力がPull Requestですぐに分かっちゃうので、できれば楽だけどできないとつらい世界です。

決められた業務をこなしてそこにいることがバリューになる職業じゃなくて、営業で言うところの数字みたくエンジニアだとコードで貢献度がすぐに分かってしまいます。

GitHubでチーム内commit数と変更行数とかも見れちゃうし。

フリーランスエンジニアになってからが新しい旅の始まり的なやつ

  • プログラミング始める ⇒ 始まり
  • エンジニアになる ⇒ 始まり
  • フリーランスエンジニアになる ⇒ 始まり
  • フリーランスエンジニアになってビジネスを構築する ⇒ 始まり
  • エンジニアレイヤーを抜け始める ⇒ 始まり

ということで、基本的に旅は続くのでフリーランスエンジニアはゴールじゃなくて、むしろそこからが始まりです。みたいな自己啓発っぽい内容を書いておきたいと思います。

フリーランスエンジニアになってからも自分的に技術的な課題というか「ここが明らかに足りないしここを詰めれば一気に伸びる」みたいなところは必ずあるし、

ある程度IT界隈に潜っていくと資産で2ケタ億~3ケタ億の創業者社長とかにも出会うし、

イケイケIT社長にも出会うし、

GAFAM出身とかのグローバル基準でクソ優秀な人にも出会うし、

ってところで、次の壁というか次にここらへん突破したいナーってところは常に出現し始めます。

フリーランスエンジニアになるのはゴールじゃなくて、むしろそこからが始まりって感じで、学びとか成長は終わりません。

フリーランスエンジニアになると商流とかお金の流れとかなぜにエンジニアに対して一般的に見たら高い時給とかが出るのかとか税金とかそこらへんが嫌でも分かってくるので、個人的には成長意欲ある系というか意識高い系というか資本主義で戦いたい系の人には正社員よりも向いてるんじゃないかと思います。

エンジニアで正社員でいろいろとうまみがある状態ってのは、外資の有名どころの会社に入るとか、IPOやらICO(株とか仮想通貨を上場する前のクソ安い時期にもらっておくみたいな感じ)狙えるとかってところぐらいしかないのカナーとは思います。

あとフリーランスエンジニアになると経験年数は短くても一気に年収600万円以上のレンジにいきやすいんで、正社員で地道にMAXの評価で毎年昇給数十万とかにムカついてる場合なんかにはフリーランスエンジニアをやって一気に収入やら自由度を上げてしまえたりするので、そこは良いところです。

実際、自分なんかも実務経験年数2年と少しで年収800万円レンジにのっけれてるのはフリーランスエンジニアで稼働してるからとしか言いようがありません。

正社員で普通にそこらへんの有名なSaaS企業とかで働いていたら年収600万円でるのか・・・?という感じです。

まとめ

フリーランスエンジニアになる流れとしては、「実務入って1~3(?)年経験積んで案件応募して稼働開始する」というだけでした。

実務入る前に挫折する人、
実務入ってから挫折する人、
フリーランスになってから速攻で切られる人、
実務経験は長いけど2~3年目のジュニアレベルよりバリューが出ない人(ジュニアに狩り取られる)

などなど、現場でいろいろ見たので、ぴよぴよの雑魚状態で良い待遇とかは得られませんけど、頑張れば上にいける手段として使えるのでフリーランスエンジニア含めプログラミングは途中で乗り捨てるとしても悪くないと思います。

というよりも普通に正社員でエンジニアする場合もなんですけど、良い待遇の会社に乗り換えしていかないと給料とかその他もろもろの自由度がまじで普通にサラリーマンの領域をでないのでそこらへんは常に意識したいところではあります。

終わりなので、良かったらこいつらもぜひ!


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