まんじ

25歳の頃にプログラミングを始めて27歳からフリーランスエンジニアしてますう
プログラミングベースで0から年収1000万円ぐらいまでの情報を書いてます

ドバイからフリーランスエンジニアをやる方法と実際にやってみた感想

  • 2024/09/03
  • 2024/09/03
  1. フリーランスエンジニア
ドバイからフリーランスエンジニアをやる方法と実際にやってみた感想

始めに

こんにちは〜まんじです。

今回はドバイからフリーランスエンジニアをする方法ってのと、実際に1年ぐらいドバイからフリーランスエンジニアをしていたのでそこらへんを書きたいと思います。

フリーランスエンジニアに関係ない部分もあるんですけど、気合いで寄せて書きます。(80%ぐらいエンジニアに関係な気がする…🥲)

最初にざっとまとめるとこんな感じ。

(方法のところの値段やらビザの要件とかは常に変わるので、専門のところを見てください)

  • 方法
    • デジタルノマドビザ or フリーランスビザ or フリーゾーン法人を作って自分へビザ発行
    • ↑年間維持費用が50~200万円の間、初期費用が200~500万円の間
    • そのビザを使ってあっちに住む
    • 日本から案件をGETしてフルリモートで稼働する(か、まるっと受託)
  • 体験談
    • ドバイ含めて海外からOKな案件は圧倒的に数が減る
    • 時差は多少不便ではある
    • 日本から稼ぐならやっぱり日本にいたほうがいろいろといい
    • ドバイの法人を運用してついでに住むとかは結構あり
    • 目安の年収: minimum 800万円ぐらい
    • ラグジュアリーな街への興奮は次第に冷めてくる
    • 現地にいるいろんな人と関わると人生経験はクソ増える
    • 住んでみて良かったけど、長く住みたいとは思えなかった

フリーランスエンジニアがドバイに移住する方法

ビザの取得

ドバイ含めて海外にある程度長い期間滞在する際にはビザが必要になります。

ドバイは日本人だと連続1ヶ月は何も申請しなくても好きにいられるんですけど1ヶ月以上いる場合には、ビザが必要になります。

ぶっちゃけ裏技としてはドバイからオマーンらへん(バスで5時間とかだったような)に入ったり出たりすりゃ無限更新もできなくはなさそうなんですけど、クソめんどいのとビザなしだといろんな契約系がなんもできないので持続可能性は0です。

あと生活するにあたってもろもろの契約の時にビザ(エミレーツID)が必要なので、ビザってのを取得する必要があります。

あなたはドバイにいてもいいですよ的な許可証です。

かかる費用

利用するエージェントや形態(デジタルノマドビザなのか、フリーランスビザなのか、法人から出せるビザなのか)で値段はかなり変わります。

フリーゾーン法人で自分にビザを発行するのが一般的な方法で、目安の金額としては大体ここらへんです。

初期費用: 200~500万円の間
年間維持費用: 50~200万円の間

エージェントや取得ライセンスや登記する場所によってかなり変わるのと、あとは会計や税金面含めてどの程度面倒を見てもらうのかとか、ドバイ側のルール変更に伴って値段が多少変動します(基本的に安くなることはなくて、値段が上がり続ける…🥲)。

自分が使ったエージェントは初期費用がたしか300~400万円の間で、年間維持費が最初が100万円ぐらいだったんですけど、途中から140~160万円ぐらいにはなりました。

あと法人の作成申請してる間ドバイに1ヶ月ぐらいいないといけなかったり、健康診断やら、自分の時はコロナの陰性反応だかのtest結果も必要だったりして結構だるいし工数がかかった記憶が強いです。

あの頃はニートだったんで問題なかったんですけど、稼働しながらだとほぼ無理ポ(あと、海外の人は前もって連絡しない系も多いんで、突如駆り出されることも多い)です。

値段に関しては特に初期費用が高いので、普通にフリーランスエンジニアしてどっかの会社と準委任契約の場合ぐらいの収入レンジだと、金銭的なメリットは大きくないと思います。

準委任契約のフリーランスエンジニアに加えて他でチョイ収入があるとか、フリーランスエンジニア + α ぐらいだと金銭的にも費用対効果が合ってきます。

ただ実際、法人のエージェント経由でやりとりしてもめちゃくちゃ書類の往復があったりするケースがほとんどでぶっちゃけクソめんどいので、「絶対におれはドバイに住むんだ!」てきな強いモチベや必要性がないとなかなかそこの壁が越えられないような気はします…。

一応補足として、、、デジタルノマドビザってのがありまして、そっちだと一般的な準委任契約フリーランスエンジニアの収入レンジでも費用対効果は合うと思います。

Dubai Digital Nomado Visaで調べてみると、「ここ」によると、3500$の月の収入があれば要件としていけるっぽいんで(別のサイトに5000$とか書いてあるけど)フリーランスエンジニアしてれば収入的には普通にクリアできる範囲です。

Xとかを徘徊してた時にドバイから自分でフリーランスビザかデジタルノマドビザ申請して家族で移住してる日本人のウェブ系のエンジニアの人も存在してるんで、意外と法人以外でもいけそうな雰囲気はあります。

エージェント使うとお金さえ払えばなんでもうまくやってくれる一方で、個人でやると値段は安く済むけどそこらへんを自分で適宜情報を調べてハンドリングする必要があるのでトレードオフって感じではあります。

難しいところなんですけど、基本的に日本人はエージェントの養分になりがち(実際工数で30分かかるかどうかとかで終わるようなサポートを月額数万円とか取られたり)なので、客としては結構なんとも言えないところです。

そのビザを使ってあっちに住む

ビザの話が長くなっちゃったんですけど、ビザ取得ができればあとはドバイ側に住むだけです。

最初はホテルやらairbnbやらを使って住みつつ、マンスリーか3ヶ月とか5ヶ月とか年単位の契約をすると安くて家具も揃う(furnishedの場合)のでそっちに移動です。

ビザさえ取得できちゃえば日本で済むのとそこまで変わらなくて、ただ英語ってだけです。

あとは暑いってのと空気は悪い気がする。

日本から案件をGETしてフルリモートで稼働する(か、まるっと受託)

ドバイから働くことになるんで、フリーランスエンジニアの場合、海外からOKな案件か、まるっと受託する系の2択になります。

後述するんですけど海外からOKな案件は数がめちゃくちゃ減るので、フリーランスエンジニアで案件に入るハードルは上がりがちです。

まるっと受託に関しては技術力というよりかはクライアントへの営業や集客力が重要ですけど、そこはこの記事とはそこまで関係ないので、まるっと受託してしまえば場所は関係ねーよな!?って話でした。

どちらにせよ、ドバイから日本円を稼ぐのは日本にいて日本円を稼ぐよりもハードルが上がります。

税金に関しては居住判定される場所が納税地になるので、住民票とか海外に出国させてドバイ側にいろいろ移動して期間的にもあなたはドバイに住んでるわねっってなるぐらいにして、日本に住んでる形跡がない状態ならドバイ側ルールを個人にも適応することができます。

法人で案件を受ける場合には別に不要なんですけど、その場合には法人側でライセンスが必要なものの、ぶっちゃけ広いレンジで受けられるジェネラルなライセンスもあるのでそれを使うっていう小技もあります。

ここまでの要約

  • ビザを取得して
  • ドバイから案件を取る

この2行でした。

何と言ってもビザが費用的にも手間的にも大変なので、結構しぶい。

あとは上にもちらっと書いたんですが、ドバイの法人の面倒見ます系エージェントは日本のサービスほど市場競争にさらされていないんで、ぼったくられがちなのは結構否定できません。

体験談

フリーランスエンジニアと関係ない部分がほとんどなんですけど、体験談を書きたいと思います。

ドバイ含めて海外からOKな案件は圧倒的に数が減る

自分は実務11ヶ月という超低スペックな状態かつ初フリーランス案件でいきなり海外OKな案件を探し始めたんですけど、海外からOKな案件はなんと言っても数が少ないです。

90%~95%ぐらい案件が消えるイメージで全体の5~10%ぐらいから選ぶような感じ。

5~10%はあながち嘘ではないぐらいの数字だと思います。

案件が減る理由としては、セキュリュティ的な側面とコミュニケーション的な側面と時差の問題ってのがあるからです。

そこを突破できるだけの経歴や技術力や人間的な魅力と、あと「運」が必要です。

当時の話はこれに書いてます。

海外住みで日本から初案件をゲットしたので振り返り
海外住みで日本から初案件をゲットしたので振り返り
フリーランスエンジニア

時差は多少不便ではある

ドバイから週4で稼働してたんですけど、時差が5時間で日本のが5時間進んでいたので、そこは多少は不便でした。

日本でタイムゾーン同期してると、8時間ぐらい常にリアルタイムでコミュニケーションが取れるんですけど、5時間とか時差があるとなんだかんだで5~6時間ぐらいしかリアルタイムでコミュニティケーションが取れなかったような感じ。

ただなんだかんだで正社員だとみんな夜の7~8時ぐらいまでいる人が日本だと多いので、自分の場合は6時間ぐらいのシンクロ時間だったような気がします。

多少不便、、、だけど、そこまで大きな問題はないっちゃないです。

たまに海外から日本の時間に完全にシンクロして働いてる人とかもエンジニアに限らずチラホラいるんですけど、多分結構しんどいんじゃないかなって思います。

ドバイで完全シンクロしようとすると朝5時とかから稼働しないといけなくなります。(ある意味、いいのか…?)

日本から稼ぐならやっぱり日本にいたほうがいろいろといい

ドバイから日本円をシコシコ稼いでみて思ったのが、JPY稼ぐなら普通に日本から稼いだほうがあらゆる側面において楽です。

  • 時差がない
  • コミュニケーションが取りやすい
  • リアルで会えるので濃い情報が得やすい
  • 日本のトレンドをキャッチアップしやすい

なんていうか、リアルでのコミュニケーションがドバイいっちゃうとなくなっちゃうんで、日本円を稼ぐ場合には、長い目でみるとデメリットが大きいかなって思います。

最終的にフリーランスエンジニアの場合でもどこのコミュニティに所属してコミュニケーションしていくかってところに着地するので、そういった側面を加味すると、やっぱりリアルが使える日本、ついでに言うと東京が1番いいです。

ドバイの法人を運用してついでに住むとかは結構あり

日本で稼ぐなら日本にいたほうが〜って話と関連するんですけど、ドバイ法人とかを使ってついでに1年住むぐらいなら個人的には人生経験含めてすごくいいんじゃないかなって思ってます。

ドバイ法人のほうはドバイ法人でなんか収入があって、それとは別にドバイに自分も移動して、そこで個人の収入をフリーランス案件で受けるみたいなイメージです。

ただ、根本的にドバイ法人側の収入源がないと、あんまり金銭的な(税金的な)メリットはないってのはあります。

とはいえ、そういうこともできるのはフリーランスエンジニアのメリットカナーと思うところです。

人生自由度が高いてきな。

目安の年収: minimum 800万円ぐらい

ドバイに移住するのに必要な年収とかはたまに語られるんですけど、どのビザを取るか次第ではあるものの、個人的には800万円ぐらいかなって思ってます。

600万円とかでもいけなくはないんですけど、突如出る出費とか突如上がる法人費用とかそこらへんに怯えないといけなくなります。

あと家賃とかは結構安いところにしないといけなくなるんで、微妙に不便な場所にしか住めなくなりがちです。

大体年収で800万円ぐらいあると、多少問題が発生しても、片道15~20万円のエコノミークラスで移動しても、そこまで金銭的に不自由はしにくいんじゃないかなって感じます。

800万円ぐらいだと、フリーランスエンジニアの平均年収(?)らしい。

800万円の年収だと月あたり66~67万円ぐらいなので、内訳としてはこんな感じになるかなって思います。

ビザ費用: 20万円(ちょっと多めに)
家賃: 20万円(20万円は欲しい)
自由に使えるお金: 24万円

カツカツではないけど、個人的には年収で800万円ぐらいでギリかなーってイメージ。

ビザ費用次第ではあります。

ラグジュアリーな街への興奮は次第に冷めてくる(きた)

これは個人的な感想でフリーランスエンジニアに関係ないんですけど、ドバイって聞くと、

  • 金持ちが多い
  • キラキラしてるっぽい
  • 怪しいやつが多い
  • きもいやつが多い

って感じなんですけど、ドバイにある程度いるとドバイには飽きてきます。

厳密には人工的に作り出されためちゃくちゃラグジュアリーな空間に旅行で行くと初回はクソ興奮するんですけど、徐々にブルジュハリファ付近で噴水ショーしててもなんちゃらviewタワーからの景色も、なんていうか慣れてきます。

良くも悪くも慣れてきちゃうってのがあるんで、ラグジュアリーなところとか、いい匂いがする星5ホテルとかにはだんだん感動しなくなってきてそこから得られる嬉しさはやがて普通になります。

(日本に戻ってまたドバイ行くと興奮するのだけど)

っていうのはあるんで、結構そこらへんはなんとも言えないところです。

多少のリッチ感は味わえるけど、ドバイに住むこと単体では人生は変わらないって感じ。

環境から受ける影響も大きいけれど、日本にいようがドバイにいようが結局のところある程度は自分次第です。

現地にいるいろんな人と関わると人生経験はクソ増える

これもエンジニアに関係ないんですけど、ドバイにはいろんな人がいます。

  • 現地人(デフォルトで年収2000万円〜、親も金持ちなのでずっと金持ち)
  • 出稼ぎにきてるクラスタ(パキスタン、インド、フィリピン、ミャンマー、アフガニスタン、ウズベキスタン、、、etc)
  • 海外から来たちょっと稼いでるかもしれない勢
  • 普通にドバイでサラリーマンしてる人たち
  • めっちゃいる富裕層中国人
  • マフィアクラスタ
  • CA(かわいい)

こういういろんなクラスの人たちがごちゃまぜに1個の街にいるんで、人と関わっていくとなんていうか日本では100%の確率で得られない経験が増えます。

自分とかもたまたまホテルのジム&プールに行ってたら日本好きのトルコ人CAと目があってそこからコーヒー飲んでワンチャンが発生したり、ホテルのラウンジにいる可愛い子(セ***ワーカー)に誘惑されて何かを購入してしまったり、スタバナウwしてたら現地人と多少交友が発生したりと、書ききれないですけど、人生エピソードが増えていきました。

他にもエンジニアで言うと、、、普通に海外勢の優秀なクラスタのエンジニア(年収が高いゾーン)から、出稼ぎに来て月15万円フルタイムで仕事探してるエンジニアとかまでざっくばらんにいろんな人がいます。

そういう日本では得られない経験が得られるのはドバイに住むでかいメリットかなと感じます。

フリーランスエンジニアならそういう場所にもギリ手が届くって感じです。

理想を言うと、エンジニアでも自分のビジネスを持っていたりエンジニア稼働以外からのその他の収入があると選択肢が圧倒的に増えるのと人生自由度が格段に上がります。

住んでみて良かったけど、長く住みたいとは思えなかった

自分はかれこれトータルで1.5年ぐらい(途中日本に帰ってきたりしてた)ドバイにいたんですけど、正直結構なんとも言えないと思いました。

人生経験 ⇒ クソ増えた
楽しかったか? ⇒ ぶっちゃけ普通(個人的な感想)

なんていうか資本主義っぽい感じのお金を出すことで良いサービスが受けられるみたいなことはより実感したものの、人間の根源的な部分は意外と満たされないような気がしました。

あとドバイでも日本でも結局のところ同じ民族で群れがちなんで、結局そういうことなんじゃないかなって思います。

日本に来てる海外勢もそうだし、ドバイでも同じ国の人同士で結局つるんでる感はすごいあります。

他にも日本人であっちいくと大抵の場合はあっちから日本に向けてイキりがちだったり情報ビジネスって形態を取りがちなんで、あっち言っても心は日本にいたまま、、、みたいな感じな雰囲気はしがちです。

あっち行ってゴリゴリ海外勢相手にやってるガチ勢な人もたまにいるんですけど、それはそれでなんていうか少し寂しそう…とかも思ってしまったり、結構難しいところです。

フリーランスエンジニアであっち行った場合も日本から稼ぐことに基本的にはなるんで、なんだかんだで日本って感じにはなります。

ただ、繰り返しなんですけど、人生経験とかはすごい増えます。

ここらへんは個人の好み次第カナーとは思います。

国内ノマドとか海外ノマドしてるエンジニアの人も稀に会いますけど、そういう人はノマドっぽい感じががちで好きっぽい感じです。

まとめ

ドバイからフリーランスエンジニア〜の方法に関しては、ビザ取得と高めの収入が必要って感じで、体験談的には「普通にやってみてよかったな〜」って感じでした。

フリーランスエンジニアだとドバイに限らず、タイのバンコクとかでややリッチめに暮らすとか週3だけするとか一般的な職業よりも選択肢が多いんで、そこはやっぱりエンジニアの良いところだなってのは改めて思ったりします。

デジタルノマドみたいな感じで、いろいろ国を移動しながらってライフスタイルも実現可能です。

ってことで終わりなので、良かったら他の記事もぜひ!


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