始めに
ういっす、まんじデラックスです。
今回は海外から日本のフリーランス案件を取れたので振り返りというかやったこととかそこらへんを書いていきたいと思います。
案件探しをした時の当時のスペック
- 27歳、男
- 早稲田の人科卒(笑)
- 案件探し中は日本にいたけど海外在住
- フリーランス案件は取ったことがなくて初
- プログラミングを独学で始めてから2年と8ヶ月ぐらい
- 実務経験は1.5年(実際は11ヶ月とJava研修正社員0.5年ぐらいだけど少し盛る、ついでにその1年はインターンという)
- 個人開発で月間3~4万PVぐらい、収益初発生
- React/TypeScript、Node.js/Express/Typescriptが得意というか実務と個人で1番使ってる
- 個人的な主観だとあんま勉強してない実務2〜3年程度よりぼくのができる(と、思っているのと、労働現場でこれを感じた)
総括: エンジニアとしてのスペックは全然高くない
海外からの案件獲得までにやったこと
やったこと1. 職務経歴書や履歴書作り
gitとgithub使ってマークダウンでmdファイルに書きつつ、そのmdファイルをpdfに変換して作りました。
pdfに仕上がったものを企業やフリーランス系のエージェントに送ってました。
やったこと2. エンジニアの案件があるフリーランス系のエージェント、サイト、副業募集サイトに登録作業
ググって出てきたものはひたすら登録しまくりました。
中にはフォーム入力がだるすぎて途中で離脱したものもありましたが、定番どころは大体登録したと思います。
ウェブアプリがないようなマイナーなところも登録しました。
やったこと3. エージェントの担当者と面談作業
合計で5社ぐらいは面談したと思います。
案件を探し始めた当初はただボケーっと案件を見て、気になるやつに1日1〜2件応募するだけだったんですが、案件探しを開始して4〜5日経ってから「このままじゃ見つからなくね?レスポンスないんだが」と思いまして、そこから本気出して応募件数を増やしつつ面談あるエージェントのとことは面談しました。
面談していくうちに以下のことが分かりました。
- 海外からフルリモートで出来る案件はすごく少ない
- 日本と時差が大きいとさらに案件が減る(コミュニティケーション取れないため)
- なんだかんだで週4~5の案件が多い
- 接客が良いエージェントも悪いエージェントも案件獲得にはぶっちゃけあんまり関係ない
- エージェントによって持ってる案件が地味に違う
- 美人の担当者がいて画面の前で興奮
面談をしてみてなんだかんだで思ったのは、エージェントはいろいろ活用しつついろんなとこと面談するほうがいいってことでした。
ウェブアプリがないようなとこでも自分が探してるような条件とマッチ案件を持っていたりするので、登録してみないとどこが良いかは分からないです。
王手のエージェントのほうが対応がしっかりしていたり案件も豊富だったりウェブアプリもしっかりしていたりするんですが、案件が地味に違うので、どこが良いかは人に寄ると思いました。
やったこと4. ひたすら応募し、ひたすら書類で落ちる
多分20社ぐらいは応募しましたが、書類で見送られまくりました。
実際に面接(面談)までいけたのが3社でした。
- 1社自社プロダクトスタートアップ(モダン)
- 2社受託会社
個人的には3社面接に行けて、3度あることは何度でも起こせるという自分の格言があったので、案外いけるなと思いました。
やったこと5. 面接
React/TypeScriptメインで案件を探していたので、フロントエンドエンジニアとして労働することを前提に面接しました。
面接で聞かれたことは、以下のようなことです。
- 自己紹介
- 開発経験に関して
- 実務経験に関して
- 個人で作ってるアプリに関して
- 技術系の情報の収集の仕方(ぼくは QiitaとZennなんとなく見て雰囲気を感じてると答えてます、もっとイケてるとこ見てる風にしてもいいのだけど、別にそこまでコアなとこは興味ないことをあえて伝えてます)
- 最近興味のある技術
- ぶっちゃけ興味ないけど、とりあえず個人でも応用範囲が広そうだし、機械学習周辺を答えたんですが実際使えそうだから興味はあると書いてて気づいた
フロントエンド領域だと思い出せる範囲だと以下です。
- 状態管理ツール何使ってる?
- コンポーネント設計はどうしてる?
- custom hookを使う基準は?
- SSR, SSG, CSRの違い
- なんでnext.js使ってるん?
- SEOで意識してることは?
- フロントエンドとサーバーサイドの型共通化周辺のこと
- モノレポなのか、分けてるのか
- ReactのCSS系フレームワーク周辺のこと
- nodeでバックエンドできるぅ?
- クラウド経験は?
- フロントエンドフレームワークだとReact以外は経験ありますか?やれますか?(受託会社やエージェント面談でよく聞かれるけど、出来れば勉強したくないのでやりたくないと毎回答えてる)
フロントエンドでクソ雑魚か使いものになる雑魚かの基準として、ぼくは状態管理ツールとコンポーネントを分ける基準あたりに出てくるのではないかと考察しています。
コンポーネント分けるあたりでReactコンポーネントのライフサイクルあたりが微妙に分かってるか分かる感あるのではないかと勝手に思ってます。
クラスコンポーネントを最後に使ったのが1年前とかなので、細かい部分は完全に忘却の彼方なのですけど。。。
やったこと6. 承諾
受かったとこよりも時給高くてもっと希望の案件は探せばある現実はあるだろうけど、ぼくなりにいろいろな側面で満足してたので承諾しました。
条件は後述します。
承諾した条件面
- 時給3000円
- 海外からOK
- 週4~
- 技術がモダン
- キラキラ(?)スタートアップ
- 優秀な人がめっちゃ多い(ぼくから優秀とか言う言葉を使うのはおこがましいけど)
初フリーランス案件をゲットしてみた感想
感想1. 時給について
個人的にいろいろ見てて思ったのが、時給2000円とかでも案外募集が埋まるんだなと思いました。
時給の範囲に関しては、案件探しをしてみた感覚としては以下です。
- 3000円: ジュニアレベル??
- 4000円: ジュニアレベル??
- 5000~6000円: そこそこな経験年数と開発経験が必要そう(実務で最低でも3~4年ぐらいは必要そうな感じ)
- ちなみに5000~6000円いくと年収1000万ぐらいにはなる
あと、働ける場所や週5いけるのかどうかとかも時給に影響を与えそうだなと個人的には思いました。
働ける場所が日本かつ週の稼働時間が長いほうが時給は高そうな印象でした。
本当は時給4000円を狙いたかったんですけど、実務経験1.5年程度で海外からで〜ってところと、取れた案件の企業さんが技術的にもぴったりだし優秀な人と働けるぞ!ってことで、承諾しました。
感想2. なんだかんだで実務経験年数ゲーな側面がある
特に書類上の場合、開発経験が少ない人よりも多い人に頼むのが雇う側からするとめちゃくちゃ当たり前です。
あと、ぼくもエンジニアで働いている人を現場で見てて思ったのが、1~2年の実務経験の人はぶっちゃけ普通にそこまでできない場合が多い印象です。
なので、フリーランスエンジニアになる場合は実務経験をそこそこ積んでからのが案件探しには困らないなって思いました。
経験年数が短くてもフリーランスとかになる場合には、何かしらの手段でまず書類を突破するフックが必要そうです。
感想3. ぶっちゃけわりと嬉しかった
もともと、1年前のエンジニアインターンの時が1400円だったので、1年後の自分は「時給倍になってるよ」って過去の自分にお伝えしたいところです。
それ知ってたら当時、もう少し頑張ってた気もしなくはないです。
ということで、少し嬉しかったのでした。
労働する場合、安いよりは高いお金をもらえるほうが良いですし、お寿司。
まとめ
フリーランスを検討してる人なんかは案件に応募してみて自分が市場でどんな感じなのかを知るのは悪くないのかもしれません。