始めに
こんにちは〜まんじです!
今回はウェブエンジニアで2年ぐらい働いてみたので、ウェブのエンジニアで働いてて感じるメリットについて書いてみたいと思います。
結論から書くとここらへんです。
- 給料が安くはない(クソ高くはないけど)
- リモートで働けるのはやっぱりシンプルに楽
- 働いてる時間 = 成長
- 1年単位で見ると給料が上がったり技術的な面で向上したりを結構思う
- 量が質を凌駕するみたいな単純なゲームではあるのである意味で楽
- 仕事には普通に困らんだろ感が増す
- プログラミングを使って世界が広がってる感をまあまあ感じる
大体ネットでよく言われるメリットと同じようなことを自分も実感しているところです。
リモートしやすいとか、仕事してる時間が勉強になるとか、フリーランスなりやすいとか、年収1000万レンジにタッチしやすいとか、そういうところです。
そこらへんをあーだこーだと書いていきたいと思います。
メリット1個目: 給料が安くはない(高くはないけど)
エンジニアの平均給料とかは他の仕事の平均とかと比べると一般的には高めに分類されると思われるんですけどその通りで、安い区分ではないのではないかなって思っています。
もちろん働く会社とか正社員なのかフリーランスとかでだいぶ変わってはくるものの、悪くはないです。
自分はフリーランスでやってるので正社員とは違うんですけど、こんな感じで推移しています。
- 1年目: 長期インターンで時給1250円⇒1400円(11ヶ月)
- その後新卒で上場企業でエンジニア: 年収410~420万円ぐらい、4ヶ月で辞めた
- 2年目: フリーランスで年収完全ホワイト(1日8時間)な条件だと年収600万円ぐらい
- 3年目: 時給4000円になったので普通に1日8時間稼働で平日働くと年収で700後半から800万円ぐらい
技術力上げ上げしたり転職したり案件移動したりすることで、毎年ある一定値まではまあまあ早いスピードで上げられるので、個人的には給料は安くないような気がすると思ってます。
もちろん成果報酬タイプの労働(厳密にはビジネス)や高収入レンジの医者とかには余裕で劣るんですけど、特に資格とかもいらないし再現性は高く誰でも始められて量で押せるのでそういう意味合いだと悪くはないように思えます。
でもエンジニアだと自分ぐらいの一般ピーポー感ある人だと年収で1000万円前後がなんだかんだでアッパー感はあるかなというところです。
そこらへんの収入系の記事は下に実体験踏まえて書いてます。
とはいえ給料は社会の全体平均で見れば悪くないのと、フリーランスにすると技術力は普通でも一気に高収入と言われるレンジに持っていけるのがウェブエンジニアのメリットかなと感じます。
メリット2個目: リモートで働けるのはやっぱりシンプルに楽
ウェブエンジニアだとリモートで働ける会社が多いので、シンプルに楽なのがメリット2個目です。
フリーランスとかになるとさらにリモートがしやすくなります。
リモートで仕事できると、朝の通勤ラッシュに毎日巻き込まれて耐え忍ぶ消耗人生とか通勤で毎日往復で2~3時間消費みたいなことはなくなるので良いなって思います。
あとは精神的に楽だったり、社畜っぽいことを言うと「リモートのが集中できるからねっ(キリッ)」ってのは思うところです。
ただ、リモートのデメリットもあると感じているところです。
- 監視がないのでアウトプットがダメだと終わり
- 仕事してる日に引きこもりがちになる
- リモートしまくってると普通につまらなくなってくる
というデメリット面もありつつも、、、やっぱりリモートで仕事しやすいのは大きなメリットであることは否定できません。
毎日出社したりするのが無理な身体と心と変わっていきます。
家から1歩もでずに稼ぐとかはフリーランスだけじゃなくて正社員でも一応現実的に可能です。
メリット3個目: 働いてる時間=成長って感じな感じ
働いてる時間=成長なのは間違いなくウェブエンジニアのメリットの1つです。
世の中には2パターンの仕事があると言われております。
- マックジョブと言われるマニュアルがあってそれを働いてる時間にロボットのようにこなす単純系
- 仕事と頭使って考えてみたいなやればやるほど専門性が深まる知的な作業
こんな感じのテイストのことがよく言われると思うんですけど、ウェブエンジニアだと後者のある程度は頭を使って〜って感じな区分になるので、働いてる時間が成長時間になります。
働いてる時間=成長なので1年後2年後とかに頑張った分だけ成長できるってのがウェブエンジニアのメリットです。
自分がエンジニアでインターンしてた最初の頃とかは「え!?働いてる時間にググって調べものとかしていいの!?」みたいなそういう今思うとすごいかわいらしいことを思ってました。
セブンイレブンとか個別塾でバイトしてた頃に働いてる時間が無駄っていうか、時計見て「終わらんな〜うわ〜あと3時間か〜長すぎ〜」とかただひたすらそんなことを考えるしかなかったので、やっぱりああいう時間は意味がなかったことを意味なかったと知っただけだった気がします。
ちょっと脱線しましたけど、働いている時間=成長にはなるのがウェブエンジニアのメリットカナーと思います。
お金もらいながら勉強みたいな感じなんだけど、世の中のいわゆるまともと言われる仕事って大体例外なくここに区分されるなってのも思います。
お金もらいながら労働ロボットみたいな仕事って勉強にも経験にもならなくてしかも低賃金みたいな現実は結構否定できないので、エンジニアは結構良さげではあります。
ある程度仕事を惰性でやってても自動的に成長できます。
メリット4個目: 1年単位で見ると給料が上がったり技術的な面で向上したりを結構思う
1個目の給料系と3個目の成長系とかぶるんですけど、1年単位ぐらいで見るとやっぱり給料やら技術的にできることやらが結構変わるなって思います。
自分なんかも、1年目はベンチャーのエンジニア会社で陰湿なきもいメガネにボッコボコにされてましたけど、2年目はフリーランスになってなんていうか他人からの一定のリスペクトと人権を確保しながら優秀な人(がちめにすごいクラスタ)と働けているので1年で全然変わりました。
ボッコボコにされてる時はまだマシで、独学で不安の中プログラミングしてる頃が1番つらかった気がします。
人生変わりました!みたいなやつで言うと、まあまあ人生は変わっていく感じがしているので、そこはやっぱりウェブエンジニアの良いところだと思います。
自分は純ジャパのゆとりなのであれですけど、インドとかタイとかフィリピンとかベトナムとか平均所得が低い国の人とかはプログラミングやってウェブエンジニアになってちゃんとスキルがついてくると自国で稼げる平均的なお金よりも収入が桁違いに増えるので、まじで全然人生違うみたいです。
というちょっとした脱線をしつつ、1年単位で見るとゆとりの日本人でさえ全然変わるので、そこはメリットだと思います。
メリット5個目: 量が質を凌駕するみたいな単純なゲームではあるのである意味で楽
人によっては向いてないんですけど、プログラミングというかウェブエンジニアの仕事は量が質を凌駕する最たる仕事の1つだと思います。量質転化みたくも言われる。
世の中の仕事というか職業には運(タイミング)とか生まれもった才能が大きく関わって努力じゃどうしようもない系のものも多い(総じて稼げて華型の職業)んですけど、ウェブエンジニアは地味ですけど大学受験の勉強みたく量をつっこめばその分だけ見返りが得られます。
なので、一定のラインまでは楽っちゃ楽だなと個人的には思っていて、そこはメリットだと思います。
一定のラインまでって言うのは、技術力と労働収入が比例して伸びる時期のことです。(大体年収で1000~1200万円ぐらい。ここら辺まで来るといくら出来ても時間軸的な側面でやっぱり限界になりがちだし、労働力を買う立場からしても600万*2人のが生産性が高いとかそういうふうになりがち。)
なので、一定のラインまでは量さえつっこめば良いっていうシンプルさはメリットかな〜って思います。
普通に1~3年ぐらい頑張って明らかに資本主義で生きやすくなる(収入とか専門性とかの側面で)とかって多分かなりコスパが良い部類の仕事です。
ブラック企業で2年過ごしても意味ないですけど、ちゃんと技術力伸びるところでウェブエンジニアでブラック企業でもし2年過ごせたら、その次めちゃくちゃ人生楽になります。むしろ無理やりやらせてくれてありがとうレベル。
なんにせよシンプルに作業量や勉強良をつっこむと資本主義で明らかに楽になるのはウェブエンジニアのメリットだと思います。
1日10時間、受験勉強みたく仕事すればいいだけなので、簡単なゲームとも言えます。
メリット6個目: 仕事には普通に困らんだろ感
上とちょっとかぶっているんですけど、エンジニアである一定以上知識やら経験が身についてくると、いわゆるITというかサーバーやらhtmlやらLP作るだのシステム作るだの自動化だのっていう領域においてそこそこな知見が身に付いてきます。
あとは普通に社会で働いていると仕事ができる人とできない人みたく言われる表現がされるホウレンソウだのロジカルに考えるだのっていう本当に基礎的なところは余裕でカバーされます。(営業して売れるとかは別として)
そんで、そうなるとどう感じるかと言うと、
「これは食いっぱぐれるほうが難しいんじゃね?」
みたいな考え方になってきます。
理由としてはいくつあるんですけど、まず1つがそこそこ自信がつくまで量をこなせたっていうことかなって思っています。
言い方はすごい性格悪いんですけど、ハードスキルな側面でかなり成長するので、ハードスキル面においては一般的なレベル感と比べた時に明らかに「こいつらはワンパンで倒せる」みたいな自己認識が芽生えます。
2つ目が、世の中と社会が求めるニーズに対して、「市場価値のある人材」みたいなのがエンジニアしてると肌感として分かってきます。
ある程度ウェブエンジニアしてるとそこそこ社会人に会うので、プログラミングを通してお金の流れるところに行くことができてその結果として世の中の構造というか価値とお金が交換されているシーンみたいなのがなんとなく実感できます。
そこらへんが分かってくると、収入が高い営業マンはこのぐらいの量をこなしてこういうスタンスで仕事をしてるとか、GAFAM出身のエンジニアはこれぐらいできる、メガベンチャーの人はこんな感じか、とか社会で「稼ぐ」ということに対しての解像度が上がってきます。
厳密には、「稼ぐ」っていうのはお金と価値を交換することで、自分は価値を差し出す、その代わりに会社か個人は自分にお金をくれる、その交換に対しての解像度(これとこの金額が交換されるんだね〜みたいな感覚)が上がります。
あとはそういう平均よりは稼いでるクラスタの挙動やらを真似して自分を寄せていく作業をすれば食いっぱぐれることはナイジャロってマインドになるっていう感じです。
プログラミングができるから仕事が困らなくなるんじゃなくて、プログラミングを通してもう1個抽象的な資本主義での「価値」みたいなところが学んでいけるってのがウェブエンジニアのメリットじゃね?と思います。
うーん、まあ営業でもマーケティングでもこれはいいのだけど、、、プログラミングも手段の1つとしてそういうところには近づいていけるのがメリットです。
メリット7個目: プログラミングを使って世界が広がってる感をまあまあ感じる
これもまた上のほうと重複しているんですけど、プログラミングをしてると地味に世界が広がります。
厳密には自分でプログラミングを使って世界を広げようと求めるなら、そのための手段がある、って感じです。
例えば、ウェブエンジニアとかだと海外から日本に働きに来てる会社を多く採用するところなんかも結構あって、そういうところで働けば嫌でも英語は使うし海外の人たちのコンテキストとかも含めて吸収できます。
他にも、日本からの海外の案件をとるとか、海外に住んでみて日本から稼ぐとか、そういうこともできます。
さらに他にも、プログラミングができるならLPやらshopifyやら小さなシステム開発をプログラミングをベースにして営業して他の界隈とも関わっていけます。
さらさらに他にも、プログラミングができるなら業務委託で働きまくって月100万円とかを稼ぐことも再現性はかなり高いし、稼ぎながら世界を旅するとか、稼ぎながら田舎でのんびり暮らすとかもできます。
さらさらさらさらに他にも、ビジネスサイドの人と組んで起業ででかいキャピタルゲインも狙えるし、安定した収入を得ながら未上場株をゲッツして働くこともできます。
みたいな感じなのがメリットダナーと思っています。
「何かをしたい」
「これがほしい」
「こうしたい、ああしたい、これが嫌だ」
とかそういう自分のニーズとかって誰しもあると思うんですけど、想いがあっても手段がないとそれは実現しません。
だけど!
プログラミングなら!
それが、できる!!!
という感じなのがメリットかなーと思います。
なんにせよプログラミングは自分がやりたいことの手段の1つとしてはかなり使えます。
自分もプログラミングのおかげもあって海外に住んでいたし、タワマンにも住んでいたし、田舎にも住んだし、日本だけじゃなくて海外の人とも関われているし、普通にメリットはあるな〜って感じです。
ただ厳密にはプログラミングを使って何かを自分から求める必要性はあって、プログラミングしてる人全員がそういう生活スタイルというかそういったことができるわけではないです。
なので、プログラミングを使ってこうしたいっていう意識というかそういうのが大事かなって思います。
でも、そういった願望を持った時にそれが実現できるのがなんと言ってもメリットです。
これも言い方は悪いですけど、一般的な職業で海外から働きたいとか海外を何個か行きながら仕事したいとか北海道行ってスノボしつつリモートで仕事するとかって現実的に無理です。
コンビニ店員しながら海外旅行をしながら働くとかは無理だけど、エンジニアならできるって感じです。
まとめ
記事書き始める時は「ウェブエンジニアとかそんなメリットねーだろwww記事書くのだるすぎるwwww」みたく思いながら書き始めたんですけど、思ったよりもエンジニアのメリットを書けてしまいました。
個人的にウェブエンジニアのメリットとして思うのは、プログラミングによって生産されたプロダクト(コードによってできる)が高いお金と交換されたり、プログラミングを高い水準でできればグローバル水準で見れば明らかに高い労働賃金と交換されたり、っていうのがやっぱりメリットかな〜と思います。
あとはやっぱりいろいろやりやすいなって思います。
業務委託契約にして働けば海外旅行とかはほぼいつでも行けるし、猛烈に働いて目先のお金が欲しいなら働いてお金をゲットできるし、ニートっぽくゆるく生きたくなったらニートっぽくもなれます。
日本は人口も減少していてオワコンへと着々と向かっている的なのもありますが、ウェブエンジニアはグローバルな水準での労働価値になるので、日本がオワコンになっても必死こいて英語さえなんとかすりゃなんとかなる、みたいなこともあります。
という感じで、メリットを気合いで列挙してみました。
職業的な側面で言うともっと旨みがある職業もありますけど、ウェブエンジニアは誰でも始められて時間をつっこめば見返りが得やすいので普通に良いのではないかと思います。
個人的にはエンジニアして最高で大満足とは思っていないですけど、全然悪くはないと思ってます。