![プログラミングの勉強に本はいらないけど買うのも良いよね!というお話](https://manzi.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/book-is-needed-or-not.jpg)
始めに
こんにちは、まんじです!
今回は「プログラミングの本とかいらんでしょwww」と思っていた自分がプログラミングの本はいらんけど買うのもいいんでね?というどちらともつかずなプログラミング学習の本理論をお伝えしたいと思います。
個人的にプログラミングの本は不要派なんですけど、買ってみると意外な良さにも気付いたのでどっちともつかず系になりました。
一応自分の主張の結論から書いておくとこうです。
本を買って満足したりただ読んでるだけ ⇒ 技術力は伸びない
実務で必要な部分やアウトプットの受け皿があって本を使う ⇒ 技術力が確実に伸びる
なんにせよアウトプットベースでインプットできるかどうかってのが最も大事というか必須だなと思います。
プログラミングの勉強に本がいらない理由
![](https://manzi.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/ai-is-all.png)
自分はわりといらない派色強めです。
いらん理由1: ググれば出てくるから(AIに聞くのもOK)
「体系的かつ網羅的に学ぶにはやっぱり本だよ!」みたく言われたりするんですけど、そもそもプログラミングって勉強することが目的じゃなくね?っていうお話があります。
いやでもその実装のためには体系的に学ぶ必要があって…(以下メガネ)みたいなこともなんとなく分かるものの、、、
何が分かっていなくて何を知りたいのか、もっと言うと何を知りたいのかも基本的にググれば解決できます。
ググれば解決できるというよりも厳密にはググれば(日本語と英語両方で)必ずどこかに書いてあります。
特に最近はAIもサポートしてくれるので、本じゃないと本当に書いてないみたいなことはほぼなくて、むしろそこらへんになるとかなりマニアな領域になるのでよほど極めてる人じゃないと必要ないです。と思います。(思います。)
普通に0からプログラミング始めてフリーランスになってシコシコタスクをこなしていけたり、ある程度の詳細設計から基本設計やら要件定義から実装ぐらいまでなら、普通にググって仕事で実装してれば本がなくても勝手にできるようにはなっていきます。
というのがプログラミングに本がいらない理由1個目でした。
あと、本当にコアな設計思想みたいな技術の哲学的領域だとしても、グローバルに情報があるネットな気がする。
基本的にネットで調べて出てこないことは99%ぐらいはないですし、その1%まで網羅しようとするってどんだけ天才エンジニアなんだって感じではあるので、ネットで十分なのは間違いないかなー思います。
いらん理由2個目: 本を読んで勉強した気になるから
本を読んだとしても、考えて設計したり実装ができるようになるわけじゃないです。
あくまで「知れる」程度の知識にしか本を読むだけではならないので、本を読みまくってなんかいろいろ知ってるけど、いざ実装をしたら全然勉強してないけど仕事しまくってる人に普通に負けるとかは結構あるあるです。
プログラミングで仕事をする場合、よほど難しいことをするようなポジションにつかなければ、本で知識を広げまくらないと足りないってことはほぼありません。
本を読んでいるとなんだか勉強して圧倒的成長をしているような錯覚になってしまいがちですが、圧倒的成長は本じゃないとできないわけないじゃないです。
フェーズ次第ですが、ひたすら実装してるほうが圧倒的成長する可能性も高いですし、設計とかの部分の考え方に関しても網羅的に勉強していくというよりかは必要なアウトプットがあってそこに知識を本から吸収する程度で十分かなと思います。
いらん理由3個目: 本読むよりも実装したほうがよくね?
本を1日3時間読むよりも、2時間多くコードを書いたりアーキテクチャを考えながら調べたりしたほうがいいんでね?というのが本がいらん理由3つ目です。(上のほうとかぶるけど)
「いやでも知識を広げたり深い部分まで知るためには本をだな…」ってのは分かるものの、勉強したい分野を実装してれば不足してる知識は勝手に入ってくるし、実際に実装するほうがいいんでね?と思ったりします。
体系的に学んでから実装するのか、実装しながら体系的に学ばれていくのかは謎ですが、個人的には後者派です。
あとは技術書を読みまくったところで終わりがないという。
プログラミングの本を買ってみると意外と良いじゃんと思うこと
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そんなわけで「プログラミングの本いらんって!実装しろよ!!」って感じな個人的な感想だったんですけど、最近は本(技術書)を買ってみて「本良いじゃん」と思うこともあります。
本の良いところ1個目: シンプルに楽しい
大学受験の参考書を買うときに似てて「これを買えばめちゃくちゃ実力伸びるんじゃないか」みたいな錯覚を起こさせてくれて楽しい可能性が高いです。
ぼくは本派ではないんですけど、やっぱり本屋で買う前と買った瞬間はめちゃくちゃ満足できます。
なんていうか、気持ちよくさせてくれます。
3000円+税込の3300円を購入して成長できた感を購入してるかもしれません。
(フリーランスで本を経費につっこめると尚なんだか一石二鳥、一石三鳥感が出てくるのがある意味つらい)
本のいいところ2個目: パソコン以外で勉強できるのが地味に嬉しい
プログラミングっぽい仕事をしているとパソコンの画面ばっか見てる時間が増えるので、スクリーンじゃない本という物体で勉強できるのは地味に嬉しいナーと思うことがあります。
ン…それだけ…?
本のいいところ3個目: よくまとまっている(?)
ネット記事を違ってよくまとまっていて体系的学習(笑)がしやすい気もしますが、最近のネット記事はよくまとまってるものも多いので個人的にはそこまでの違いは感じません。
ChatGPTとかに聞きながらドキュメント参照したりの組み合わせ技とかで体系的にネットでも勉強していけるし。。。
本のいいところ4個目: 目次がある!
目次をサーッと見て知らない単語があったらそのページ見て読むみたいな使い方もできます!
けど、ネットでいいのでは…?
本のいいところ5個目: 間違った情報が書かれていない!
「ネットの某Qiitaとかって間違った情報書かれてるじゃないですか」って言う人もいて、ドキュメントとかコストがかかってる本を読めって人も一部います。
が、、、個人的には間違ってたらどうせどこかで気付くし、そもそもそんな正確な情報を逐一求めていないというか、、、というのは思うことが多いです。
多少は間違っててもよくね・・・?
本(技術書)のいいところ総括
買うと、気持ちがいい
まとめ
個人的には本もそれなりに買うようになったんですけど(買うと気持ちいため)、ぶっちゃけネットで事は足りる感があったりしますけど、技術書オタクにならない程度にとりあえず定期的に買っていきたいなって思います。
正直本当に本じゃないともう学べない領域に来ているのかっていうと、ぼくは全然そんなことはないカナーという感じです。
本を買って興奮してパラパラとめくるのが楽しいっていう、ただの楽しみに近い感じかも。
追記
買って満足して結局全然読まない(わざわざ本で勉強しなくても、どうせ他に今勉強しないといけない系の知識が他にある)ので買う頻度がめちゃくちゃ減りました。。。