始めに
こんにちは〜まんじです。
今回は「ウェブエンジニア(ソフトウェアエンジニア)年収1000万円ロードマップ」ということで書いていきたいと思います。
大体こんなフローというかスキームになるしか、ほぼなさげです。
- STEP1: ポートフォリオ作って実務に入る(4~6ヶ月ぐらいを目安に)
- STEP2: 実務で1~3年経験を積む
- STEP3: 以下のどれかをやる
- フリーランスエンジニアやって単価を月80万円(時給で5000円~)にする
- フリーランスエンジニアやって時給4000円でちょっと多めに働く
- プログラミングの収入 + ビジネスを持つ
- 外資転職
- 5~10年とかコンスタントに正社員で働いてコツコツ昇給させていく
※ STEP3の内容はこの記事「ウェブエンジニアが年収1000万円を突破する方法6選」とほぼ同じ。
基本的に自分のビジネスを所有する以外だと、フリーランスに変更してもそこそこ時間がかかるイメージです。
外資とかも転職するために下積みが必要になりますし競争も激しいので、サクッと経験年数短くいくのは厳しそうな雰囲気。
個人的に再現性が1番高くて短い期間でいけるのがフリーランスエンジニア準委任契約で時給4000円ぐらいにしてちょっと多めに働くことじゃないかな〜って思ってます。
時給4000円でちょい多く働いてて、勉強とかも地味にしつつ生活していれば、時給5000円(ホワイトな稼働で年収1000万円)にも勝手に近づいていきますし。
ってことで、1個1個のSTEPを解説していきます。
STEP1: ポートフォリオ作って実務に入る(4~6ヶ月ぐらいを目安に)
やること
上の記事に書いてある内容をやりましょう。
- プログラミング文法入門2~3週間ぐらい
- ウェブアプリ作成の練習1ヶ月ぐらい
- ポートフォリオ作成1~2ヶ月ぐらい
- 仕事へ応募
早い人だと4ヶ月ぐらいで実務に入りますけど、半年ぐらいかかっちゃっても良いとは思います。
ただ、半年以上はダラダラどうでもいいことを無給でやってしまいがちなので、あんまりおすすめできません。
どうでもいいことってのは、CSSを無限に修正したり無理に使いもしない技術領域を広げようとしたり…とかです。
基本的にこだわり出すとキリがないので、ある程度最低限の部分を抑えつつ、最小限の学習コストで実務に入りたいです。
無給でプログラミングするよりも給料あり&先輩ありでプログラミングするほうがいいからです。
バックエンド vs フロントエンド vs インフラ
どの領域をやるか?ってお話に関しては、個人的にはどれでも良いと思っているのと、年収に関して言うとどこに特化してもあんま変わりません。
ただ最終的にウェブエンジニアの場合は、大きく分けると大体こんな区分になります。
- アプリケーションレイヤーエンジニア
- DB, API, フロントエンドが強め、インフラも多少分かるけどメインで担当はしない
- バックエンドエンジニア
- インフラ, DB, APIが強め、フロントエンドとのデータの疎通は分かるけど担当はしない
- フロントエンド特化エンジニア
- フロントエンド, モバイルなどのUI側が強め、バックエンドもできるけど、メインはフロント
ついでに使う技術に関しても、TypeScriptなのかGoなのかReactが良いとかVueが良いとかAWSなのかGCPなのかとかってのも、どれ使ってもほぼ変わりません。
強いていうなら、いろんな会社で使われてる技術を使うと案件や求人が多いので応募しやすくなります。
例えば、フロントフレームワークならReactが圧倒的にどの会社でも使われてるので、Reactができると応募できる案件が多いけど、Angularとかだと少ないてきな。
個人的にはTypeScript * React か Go * バックエンドあたりのどっちかをメインにして、そこから派生する部分を埋めていくのが最近だとよく使われてるのでいいのかなとは思ってます。
STEP2: 実務で1~3年経験を積む
いわゆる実務経験ってところで、フリーランスエンジニアとかの募集要項を見てみると最低3年~の足切りが結構多いです。
転職に関しても2年ぐらい働いてからのほうが書類落ちはしにくいかなーという印象です。
「1年働いてやめました〜」とかだと「またこいつ1年ぐらいでやめそう」って印象にはどうしてもなりがちなのであんまりおすすめできません。
とりあえず1~3年ぐらいの期間は、エンジニアで正社員しながら給料と経験を得ることに集中するのがおすすめです。
- 実務経験年数
- 技術力
- ウェブ開発の全体像
- 使われている定番の技術の理解
自分の場合は正社員で働くのがだるくて11ヶ月でやめてフリーランスにノリでなりましたけど、実務経験1年とかは結構再現性が低い印象です。
2~3年ぐらいは正社員したほうがよさげで、この期間は勉強しながら経験を得る期間って感じ。
ちなみにこの期間のコツというか意識したいことに関しても書いておくと、最初の頃は結構きついけど「量を入れる」ってことにつきます。
大体1日10時間ぐらいを目安に平日に実務ベースで量を入れまくると、職場での評価とか技術力的な部分が上がって楽になりますし、2~3年目以降の転職やフリーランス化にめちゃくちゃ貢献します。
逆に言うと、最初の頃に「量を入れる」ってことができないと、その後がすごい厳しくなるので最初の頃はがんばりたいところ。
STEP3: 年収1000万円に寄せていく
ある程度の技術力と実務経験を積んだら、こっから年収1000万円に無理やり意識的に寄せていきます。
方法論1: フリーランスエンジニアになって単価を月80万円(時給で5000円~)にする
フリーランスエンジニアになって時給で5000円ぐらいになってくると、普通にホワイトな稼働時間で平日働くことで年収1000万円は超えてきます。
個人的にはこの方法が最もコスパが良くて再現性が高い方法だと思ってます。
経験年数で言うと、実務で大体3年ぐらいが最低でも必要カナーって印象です。
実務経験2年で時給5000円とかはよほど最初の頃にがんばるか、運良く5000円の案件を取れるかもしくは単価アップとかでいけるか〜ってところになります。
方法論2: フリーランスエンジニアやって時給4000円でちょっと多めに働く
税込で時給4000円だと1日10時間ぐらい必要で、税抜だと1日9時間ぐらい働くと、ギリギリ年収1000万円ぐらいにのっかってきます。
時給4000円はフリーランスエンジニアの平均時給ぐらいで、メンバークラスとして実装できればいけるんで、実務経験で1~2年で早い人なら到達します。
プログラミングを未経験からやって結構早いスパンでやると、2.5年ぐらいで年収1000万円ぐらいのレンジにタッチできると思うと結構コスパは良さげカナーって印象です。
自分なんかも実務2年(インターン11ヶ月、フリーランス1年)ぐらいやって、この時給4000円(税抜)になったぐらい〜という体験談はあります。
方法論3: プログラミングの収入 + ビジネスを持つ
このケースは正社員でもフリーランスでもいいんですけど、自分のビジネスを持って稼げるになると当然ですが、年収1000万円は超えられます。
ただ、別にプログラミングというかウェブエンジニアに関係ない話ではあるので、あくまでウェブエンジニアで土台を作りつつビジネスを構築していくっていうスタンスになります。
ビジネスを作って利益を出すっていうことに関しては、無数の選択肢があって何かを選んでそれで利益がちゃんと出せるかどうかっていうゲームです。
個人的にはウェブエンジニアで最低でも年収800万円ぐらい取れるようになってからやるぐらいのほうがいいのかな〜とは思いますけど、そこは人それぞれの好みによります。
ウェブエンジニアでは年収500~600万円で食いっぱぐれないようにしつつ、ビジネスではECをやるとかそういうセッティングも可能です。
あとはウェブ開発含めたプログラミングの知識はどのジャンルでも結構役立つので、そういう意味でもプログラミングというかエンジニアベースでいろいろ物事をやるのは結構良い感じです。
方法論4: 外資転職
外資に転職するとか、米国基準の給与水準で働けると年収1000万円は超えてきます。
ただ、外資の場合はグローバル系のエンジニアたちとの競争になるんで、英語が必須なのと給料が高いんでそれ相応に難しいというか競争は日系企業の日本水準の給料の会社よりも必ず激しめになってきます。
外資とかになってくると元々の基礎学力とかが結構大事になってくるスタンス(英語が必要)なので、どうなんだろう、、、とは思っています。
応募するのは無料だと思うんで、トライするのもありなのかも。
方法論5: 5~10年とかコンスタントに正社員で働いてコツコツ昇給させていく
これは夢がないというか、時間がすごいかかるんですけど、コツコツ昇給させていって年収1000万円に乗せる方法です。
ただ、実際問題、日系企業で30代中盤とかのエンジニアで年収1000万円のってる人は結構少なめな印象ってのは実際に現場を見てて思うところです。
大体のケースにおいて、部署のリーダーとか部長とかで、かつ、そこそこ給料を高く払うような会社じゃないと基本的に年収1000万はのらないです。
なので、結構大変というか、この道はかなり地道で年数がかかるって感じ。
自分が最初に入った上場企業の場合はシニアクラスのエンジニアとかでも900~1000万円はいってなさそうな雰囲気ではありました。
エンジニアの場合は会社によりますが毎年30~50万円ぐらいしかなんだかんだで昇給しない感があるので、スタートが400万円の年収だと10年後にようやく700~900万円ぐらいって感じでしょうか。個人的には微妙だと思ってます。
ざっくりと書くと
基本的にウェブエンジニア(ソフトウェアエンジニア)で年収1000万円に乗っけっていくには、必死こいて実装をしつつそれに伴う勉強をしていく作業ゲーにはなります。
ぶっちゃけ、大学受験とかの勉強とかとほぼ同じスタンス。
そんで、定期的に転職やらフリーランス(単価アップ or 案件移動)をやることで、そこそこ早く年収1000万円ぐらいには到達できるのかなーという印象です。
労働力提供して年収1000万円稼ぐスキームはまじで作業ゲーです。
個人的には年収1000万円は目指すべきところというよりかは、普通だと思っているんですけど、そこを目指して1000万円ぐらいで満足って人にはかなり無難というかやることがシンプルなのでいいんじゃね?とは思っているところです。
一方で、それ以上のところにいくってなると、どう足掻いても自分のビジネスがほぼ必須になるかなって印象で、逆に今度はプログラミングというか技術力が邪魔というか作業して技術力を伸ばすってスタンスから少しずつ離れていく必要に迫られます。
とりあえず800万円ぐらいまでは、プログラミングベースで土台を作ってしまうのは、無難かなとは自分的には思うところです。
~800万円とかまでの年収上げは毎年200万円ずつぐらい上げていけばすぐいくし、最初の頃の200万円年収上げのが楽です。
まとめ
プログラミングベースで年収1000万円ぐらいに乗っけっていくってなると、基本的に作業ゲーに持ち込めるんで、考えるべきことは少ないカナーって印象です。
逆算して考えるといいと思われます。
年収1000万円 ⇒ 大体月80万円とちょっと ⇒ 80万円とちょっとGETできる方法とは?
みたいな感じで、月80万円とちょっとGETできる方法に寄せていくために、大体必要になるのが技術力と経験年数になります。
そんで、技術力と経験年数を稼ぐためには、実務で平日は10時間とかやりつつ、タイミングを見て収入アップできそうなところに移動していくっていう流れになります。
世間一般的なキリッとした年収1000万円とは少し違ったゲームで、実装を日々しまくっていく作業ゲーしつつ、要所要所で収入を上げるタイミングを考えてアクションを起こすことが大事です。
こういう感じとか・・・?
- 具体例1
- 1.5年実務経験積んでフリーランス案件に応募、フリーランスしつつKindleで技術書を書く
- 具体例2
- 3年実務経験積んでフリーランス案件に応募、時給5000円なので年収1000万円突破
- 具体例3
- 1年実務経験積んでフリーランス案件に応募、時給4000円で稼働できているので1日9~10時間働きまくって年収1000万円無理やり突破
- 具体例4
- 正社員で年収600万円、副業でやっている小規模なシステム開発の受託ビジネスを含めて年収1000万円突破
エンジニアの場合真面目にしこしこ仕事して現場の評価が上がってきたタイミングが市場的に見ても技術力が上がってきたタイミングだったりするんで、そこを意識して次のところにいったり、ビジネスを作ることにフォーカスしたりってのが大事というか年収1000万に再現性高くのっけるうえでは大事カナーと個人的に思ってます。