始めに
こんにちは〜まんじです。
今回は大学生がプログラミングを勉強して稼ぐ方法ってことで書いていきたいと思います。
この記事に書く方法はウェブエンジニア(ソフトウェアエンジニア)になって労働力提供して稼ごうスキームなので、ウェブ制作ではないのでその点だけご注意くださいませ。
最初に結論というか大学生がプログラミングを勉強して稼ぐ方法を簡単に書いてしまうと、この2行になります。
- 3~5ヶ月程度プログラミングを勉強してポートフォリオなどを作る
- 長期インターンに応募して仕事に入って稼ぎ始める
ただこれだけのシンプルな方法なんですけど、地味に大変ではあるので今回はそこらへんを含めて解説します。
プログラミングで稼ぐ場合の大まかなスキーム
まず最初に大学生がプログラミングで稼ぐ場合の前提条件のプログラミングをやってどういう方法で稼げるのかについて書きます。
大学生がプログラミングを勉強してから稼ぐ方法は基本的には3つの方法に落ち着きます。
1個目: ウェブエンジニアになって稼ぐ
労働力を提供して稼ぐタイプで、他の方法よりも技術力が必要になります。
学習コストは高いですが、その代わりに専門性がつくので、1年ぐらい結構本気でがんばると一気に一般的に見てハイスキル人材に化けることもできます。
勉強期間含めて1~2年がんばればフリーランスエンジニアとかもなれるので、学生のうちに月50万円とか稼げるようになることも早い時期に始めれば難しいけど可能です。
スキルをつけて月100万円稼げるようになりたい系の人にはおすすめ。
2個目: ウェブ制作で稼ぐ
ウェブ制作で稼ぐ場合は、ウェブエンジニアに比べて学習コストが少なくすみますが、逆に言うとスキルのレベル感や専門性としては低くなります。
労働力を提供して時給で稼ぐ場合とかはウェブエンジニアよりも当然安くなりますけど、ウェブエンジニアよりも案件ごと受託する方法で稼げばビジネスにはしやすいです。
その場合はプログラミングで稼ぐってよりかは営業で稼ぐって感じになりがちではあります。
3個目: プログラミングを勉強して教えて稼ぐ
大学にいる授業のアシスタントみたいなスタイルで稼ぐ方法です。
数ヶ月勉強すればおそらくこのスタイルで稼ぐことはできますが、時給はそこまで高くならないのと、教えていても技術力などが上がらないので成長は見込めない可能性が高いです。
言うてバイトなのと仕事自体で技術力の向上は見込めないのであんまりおすすめできません。
大学生がプログラミングで稼ぐための手順4STEP
ウェブ開発で稼ぐ方法を4STEPで解説します。
STEP1: プログラミング言語の勉強
大体2~3週間ぐらいを目安にプログラミング言語自体を勉強しましょう。
PythonとかJavaScriptとかそこらへんのプログラミング言語自体を勉強して次のSTEPのためのポートフォリオ作成に使います。
使う教材はドットインストールで、言語は個人的にはJavaScriptが今はいいと思ってます。
Pythonのが入門しやすいんですけど、JavaScriptをベースにやるほうがインターンなどに入りやすいです。
Pythonをメインに使ってる会社は少ないですが、JavaScriptはほぼどの会社もフロントエンドでは使っているからです。
長期インターンの場合は勉強した言語と仕事で使う言語が違くても入れることも多いですが、勉強した言語と同じ言語を使えるほうが仕事入った時が楽です。
STEP2: ポートフォリオ作成
大体2~3週間ぐらいプログラミング言語自体を勉強したら実際にポートフォリオを作り始めましょう。
ポートフォリオってのはなんかしらのウェブアプリで、それを作って企業に見せることで「ちゃんと勉強してきましたぜ」アピールができるので、仕事に受かりやすくなります。
逆に言うと、ポートフォリオなしだとポテンシャル採用的な部分が狙いにくくなるので、仕事に入りにくいです。
やる気を証明するものがポートフォリオって言えます。
STEP3: 長期インターンに応募
ある程度ウェブアプリができたら実際に長期インターンに応募していきましょう。
個人的にはベンチャーが狙い目だと思ってます。
技術もモダンだったり入りやすかったり良くも悪くも組織が仕組み化されすぎていないので、裁量を持って働けることが多いです。
裁量を持って働けるってのは大学生だとしても現役のエンジニア達と同じ現場でいわゆる実務経験をガッツリと積めるてきな感じです。
長期インターンに応募する時は数社応募して書類で見送られても諦めずにしつこく応募しまくるのが大事です。
面接にまでいって何度も落ちる場合は技術力が足りないか、面接がの受け答えが微妙なことが原因になるので、面接で落ちる場合には受け答えなどを改善していく必要があります。
STEP4: 実際に働いて稼ぐ
長期インターンに入ってさえしまえば、あとは働きつつ稼ぐだけって状態になります。
時給で1200円ぐらいはでることが多いので、多めに働けば普通にバイトするよりは稼げます。
あとはエンジニアでインターンで働く場合、コンビニバイトとかのサービス業と違ってシフトとかじゃなくて、好きな時間働けることが多いので働きまくることも可能です。
大学通いながらだと厳しいかもしれませんが、1日8時間を月に20日とかもできますし、たまにそういう人もいます。
- フルリモートで時給1500円とかで正社員と同じ時間働いてる人
- 大学生なのに正社員になってしまう人
- 途中からフリーランスになる人
などなど、そういう人はちゃんと1年とかがんばった人ですけど、リアルに普通にいます。
その他情報
大学生がプログラミングで稼ぐ〜って部分にフォーカスしてひたすら列挙してみたいと思います。
実務入ってから1年ぐらいガッツリめに継続できるといろいろと良い
大学生のうちにプログラミングを勉強して実務に入って1年ぐらいやれると、その後に人生の自由度みたいなのが向上しがちです。
フルリモートで働ける会社で働きやすいとか、1年の実務経験を使って社会人と同じぐらい稼げるとか、そういう部分。
1年ぐらい実務でプログラミングをがっつりやってると専門性もかなり高くなるんで、いわゆる他の大学生とは差がつけられる、てきな。
たった1年です。
実務入るまでの勉強期間含めるとまるまる全部で1.5年ぐらいカナーという印象。
大学生のうちにプログラミングで稼げるようになると結構えぐめ
インターネット見てると年収1000万円以上とかインフルエンサーとか稼ぎまくってる経営者が目立つので、プログラミングを勉強して稼ぐとかは地味にしょぼく感じがちですが、実際のところ社会全体で見ると明らかに強いです。
まずフルリモートとかができて、働くほど専門性が高まっていって、しかも1年ぐらいやれば社会人の平均年収ぐらいは取ることができるので、普通に結構えぐいスキルだと個人的には思ってます。
上に書いてる内容と少し重複はするんですけど、1年ぐらいやってスキルレベルが上がると人生はわりと楽になります。
ウェブエンジニア界隈でもスキルレベルが平均ぐらいになってくると、フリーランスやら転職やらの選択肢が増えるので人生自由度は向上しがちです。
大学生のうちにプログラミングで稼ぐためのコツ
稼ぐためのコツはシンプルで、可能な限り勉強期間を最小限にして仕事に入ってそこでハードワークしてなんとかすることです。
プログラミングを勉強し始めるとほぼ無限の勉強すべきことが出てくるんですけど、そこである程度割り切ってとにかく仕事に入ってしまって実際に現場で試行錯誤することで稼げるようになります。
理由はシンプルで、給料が出る状態になるからです。
一方で勉強をいくらがんばっていても、給料は当然でないわけなので、稼げるようにはならないという当たり前の結論です。
「実力が足りない状態でフィールドに入っていって、そこでなんとかする」みたいな考え方が地味にというかめちゃくちゃ重要です。
勉強していても永遠に実務レベルにはならないし、実務経験年数にも加算されません。
フルリモートはいけるのか問題
最初からフルリモートでプログラミングで長期インターンはかなり難しいですけど、いけなくはないです。
ただ最初の頃は出社していろいろ教えてもらったほうが明らかに良いというか、最初の頃はまじで出社したほうがいいです。
実際にいろいろ教えてもらいやすいし、リアルでのコンテキストの部分が実際本当に大事だからです。
大学生がプログラミングで稼げない理由
自分も大学生1年の頃にJava入門して一瞬で挫折したんですけ、一般的にも稼げない理由はシンプルで、「どう稼ぐのか」という勉強のゴールの部分を意識してないからです。
なんとな〜く「プログラミングをやると稼げるらしいから」って理由だと無理で、全体像を把握してからどうやって稼ぐのかを意識することが本当に大事というか、そうしないと稼げません。
この記事に書いてるウェブエンジニアで長期インターン入って稼ぐ方法の場合であれば、「実務に入るために、プログラミング言語自体を勉強してポートフォリオ作って仕事に応募する」がプログラミングで稼げるようになるためにやるべきことです。
仕事にさえ入ってしまえば稼げるようになります。
なんとなくイメージしがちな「プログラミングで稼ぐ」
- プログラミングを勉強する
- クラウドワークスで仕事を受注する
↑この方法はかなりきついです。
というのも、プログラミングを勉強した程度の技術力は大したことがないですし、クラウドワークスとかにある請負タイプの案件は単価がクソ安い(発注する人も単価を知らない)からです。
基本的にプログラミングを勉強してそこから労働力を会社に提供せずに、案件を受託して稼ぐのは修羅の道というか、仮にできても単価が安すぎて稼げなかったりというほぼ無理ゲースキームだったりします。
(この場合、普通に起業っていう形態になるのと、プログラミングをベースに営業で稼ぐっていうスタイルだと思います)
大学生のうちにフリーランスになれるのか問題
本当に0からだと1~1.5年ぐらいの期間でやれなくはないです。
ウェブエンジニアの場合のフリーランスって用語は準委任契約(月単価や時給など)で会社に労働力を提供して稼ぐ場合のフリーランス形態になります。
勉強期間: 5ヶ月
実務期間: 1年
早い人だとこれぐらいの期間でフリーランス形態で稼ぐこともできるので、大学生のうちにフリーランスデビューすることは現実的に不可能ではないです。
ただ、相当早いのでセンスがいいとかメンターつけたりしないと再現性は低いと思います。
プログラミング言語は何が良いんじゃ問題について
入門しやすいのはPythonですけど、仕事に入りやすいっていう側面に関して言うと、今はJavaScript(TypeScript)一択だとぼくは思ってます。
JavaScriptだとフロントエンドでは大体Reactと一緒に使われているのと、JavaScriptをバックエンドでも使ってる会社も多いので、勉強して会社に応募するときにJavaScript使ってる会社がめちゃくちゃ多くなります。
これがJavaとかになるとそもそもある程度古めの会社とかが多くなったりするので、個人的には微妙かなーとは思うところです。
あとはJava(Cとかも)は普通に最初からやると型ありですしオブジェクト指向ベースなので難しいです。
JavaとかCをやるならGoのがモダンなところで使われる傾向にあるのでGoを選んだほうがいいです。
ウェブ制作 VS ウェブ開発
個人的にはウェブ開発のほうが良いんじゃね?というよりかは、大学受験とかと似ていて量を入れれば再現性高く結果が得やすいです。
ウェブ制作は結構何度もこの記事に書いてるんですけど、技術力はそこまで必要ないんですけど、労働で稼ぐ場合に稼ぎにくいのとぶっちゃけスキルレベルとしては低いので営業力で稼がないといけなくなります。
そうなると、別にプログラミングじゃなくて動画編集とかそもそも営業でよくね?というお話で別にプログラミングをわざわざ選ぶ必要性というかメリットがないのかなーと感じます。
ウェブ開発だと1~2年ぐらいやると技術力は積み上がるので、いわゆるハイスキルな人材になって高い単価で働けるようになりやすい、という感じ。
繰り返しになるんですけど1年ぐらい実務必死こいてやれると、給料とかスキルレベル含めて結構いろいろとよきできます。←がち。
実際、自分も実務11ヶ月とJava研修2ヶ月でホワイトな稼動時間で月50万円ぐらい稼ぐフリーランスエンジニアデビューした過去もあります。
自分ぐらいのスピード感はがっつりめにやれば普通にいける。
まとめ
大学生がプログラミングで稼ぐ場合はとにかく勉強を最小限にして仕事に入ってそこでなんとかするのが最も大事なことです。
そのための手段としてプログラミング言語の勉強やポートフォリオの作成が必要になります。
プログラミングを勉強した結果として稼げるようになるのではなくて、エンジニアで働くために必要なのがプログラミングを勉強するというのが実際のところです。
プログラミング自体はいくら毎日がんばって勉強したところで手段でしかないので、全体像を書き出してからその1工程としてプログラミングを勉強していくのがおすすめです。