Contents
今回はPythonのリスト(配列)をやります。
ちなみに配列とリストは呼び方が違うだけで、同じものを指してるのでどっちで読んでもOKです。超厳密には違うかもだけど。
まず、配列とは何か?
配列はデータ構造であり、型です。
データ構造というのは、データの持ち方のことです。
「意味わからん!」ということで、Chapter4. 変数の種類(型)の記事でも登場した配列の絵をあげてみます。
配列で重要なのは、「データの並び順があって、インデックス番号から参照できる」というところです。
インデックス番号というのは、並び順を指します。
以下の配列の場合を考えてみます。
example_list = [1, 2, 3, 100]
1,2,3,100と順番に並んで入っている配列です。
1のインデックス番号: 0
2のインデックス番号: 1
3のインデックス番号: 2
100のインデックス番号: 3
インデックス番号は0から始まるのを覚えておきましょう。
実際に配列を書いてみよう
1. 配列を定義してインデックス番号から取り出してみる
example_list = [5, 4, 3, 2, 1]
print(example_list[0]) # index番号0を取り出し
print(example_list[1]) # index番号1を取り出し
print(example_list[2]) # index番号2を取り出し
print(example_list[3]) # index番号3を取り出し
print(example_list[4]) # index番号4を取り出し
とりあえずインデックス番号(並びの順番)が0から始まることだけ注意すればOKです。
2. 配列の要素を上書き
example_list = [5, 4, 3, 2, 1]
example_list[0] = 11111
example_list[-1] = 22222
print(example_list)
解説です。
- example_listで長さ5の配列を定義
- 最初の要素を11111で上書き
- 最後の要素(インデックス番号-1で参照できる)を22222で上書き
- printで出力して終わり
3. forループで配列作成
example_list = []
for number in [1,2,3,4,5]:
example_list.append(number * 2)
print(example_list)
解説です。
- example_list = []で空の配列を定義
- forループで、[1,2,3,4,5]の配列をループ処理
- example_list.append(number * 2)で、forループで出てきたnumberを2倍して、配列の末尾に追加
- appendメソッドで配列の末尾(最後)に要素を追加できます
- printで出力して終わり
今回はappendが出現したんですけど、プログラミングでは基本的にやりたいことが分かっていて基礎知識があればググると出てきます。
今回の場合だったら、配列の末尾に値を追加したいので、
「python 配列 末尾 値を追加 やり方」
とかでググれば解説してるサイトが出てきます。
まとめ
配列はプログラミングでめちゃくちゃ使うので、とりあえず簡単なものを書いてみましょう。
そんで実際にコードを書くフェーズになったらより詳しい部分を調べながら深めていくのがおすすめです。