始めに
ういっす、まんじです。
今回はウェブエンジニアになるまでに必要な勉強リストをざっくりと紹介します。
1個目: プログラミングの基本的な文法の習得
使う言語を決めたら、まずはプログラミングの基本的な文法を使えるようにする必要があります。
具体的には以下となります。
- 基本的な型(整数、文字列、真偽値など)
- 基本的なデータ構造(変数、配列、連想配列など)
- 基本的な条件分岐(if文、switch文、三項演算など)
- 基本的なループ(while, for)
最初のうちは、変数と配列が適当に使えて、ifとforを適当に書ければ良いと思います。
ウェブアプリなどを作り始めてから、さらに知見を深めていく方針がおすすめです。
2個目: ウェブアプリを1個作ってデプロイ
ウェブアプリというのは、airbnbのようなサイト(アプリ)のことです。
ウェブアプリを作るにはフレームワークを基本的には使います。
メジャーなものを少しだけ例に挙げると以下のようなフレームワークがあります。
- Django(Python)
- Ruby on Rails(Ruby)
- Express(Node.js)
- Spring(Java)
- Gin(Go)
プログラミングを言語を決めて、その言語で使えるフレームワークを使ってウェブアプリをローカルで作りましょう。
ウェブアプリをローカルで作ったら次に必要になるのが、インターネットにあげることで、デプロイと呼ばれます。
例えば、このワードプレスのブログも一応デプロイされてると言えます。
- 手元のパソコンで開発作業をする(開発)
- インターネットにあげる作業をする(デプロイ)
ただ、レンタルサーバーなどと比べるとVPSやクラウド(AWS, GCP)では簡単(深めようとすると複雑)なインフラ関する知識が必要になります。
3個目: gitとgithubを使えるようにする
プログラミングで仕事をする場合は、gitなどのコードのバージョン管理をするツールが必ず必要です。
そのため、プログラミングを仕事にするまでに簡単な部分はおさえておきたいところです。
- githubの簡単な操作
- Repositoryを作る
- Cloneする
- Pull requestを出してMergeする
- gitの簡単な操作
- 新しいブランチをきる
- マージする
- ブランチを消す
- コンフリクトを解消する
- リバーとする
- などなど
ちなみにgitとgithubは同じだと最初は思ってしまいがちですが、githubはgitをさらに使いやすくしたウェブアプリというかツールのようなものです。
最初の頃は難しく感じますが、勉強しながら使っていくことで慣れてきます。
ちなみにぼくも必要最低限のことしか理解はしていませんが、普通に問題なく使えてます。
4個目: ウェブアプリケーションの全体像をざっくりと理解する
最初はなかなか難しいのですけど、ウェブアプリケーションの全体像をざっくりとでいいので理解する勉強が必要です。
ただこれは、ウェブアプリケーションを作ってデプロイする過程でなんとなくは分かってきます。
- クライアントからサーバーにリクエストが飛ぶ
- サーバーはリクエストを見てデータなどをデータベースから取り出して加工するなりしてクライアントに戻す
- クライアント側に戻ったデータにhtml,css,jsで良い感じの画面になって表示される
基本的には↑に書いたパターンでのようにウェブアプリは動きます。
ただ、少し複雑なことをするようになってくると、サーバーサイドへリクエストしたらサーバーサイドでいろんな処理(別のサーバーに問い合わせるとか)をしてクライアント側にデータが戻ってくるなどに応用されていきます。
5個目: ポートフォリオ(ウェブアプリなど)を用意して仕事探しをする
プログラミングの本当に基本的な学習が終わったら、ひたすら仕事に応募していきます。
たまにネットで見るようなクラウドワークス経由での応募などはあまりおすすめできなくて、ちゃんとウェブエンジニアとして経験が積めるインターンか正社員に応募するのがおすすめです。
特にウェブエンジニアとして仕事をしていくことを目指すとなると、技術力をちゃんと最低限高めることが必須になります。
ネットでよく見るような、ちょっと勉強して年収1000万とか、そういう系はウェブエンジニアだとほぼほぼ無理です。
(ウェブ制作などの学習コストが低い領域でプログラミングをやって、早い段階でビジネスサイドにシフトすれば可能。ウェブエンジニアでは無理。)
なので、リアルをちゃんと経由して仕事を探していくのがおすすめです。
意外とシビアで、ゆるい感じではないので、そこは注意が必要です。
逆に言うと、ちゃんとしてるというか、最短何日とか最短何ヶ月でウンタラカンタラよりちゃんとしてるってのがあります。
まとめ
ウェブエンジニアとしてプログラミングを仕事にするまでの流れは以下となります。
- プログラミングの基礎文法習得
- ウェブアプリを作ってデプロイ
- git、githubを使えるようにする
- ウェブアプリケーションの全体像を理解する
- 仕事にひたすら応募
プログラミングがおすすめとネットというかプログラミングをやったことがない人の情報を見て「なんか楽して稼げそう」てきな雰囲気でプログラミングを仕事にしようと思うのは微妙かもしれません。
ウェブエンジニアの場合のプログラミングは、「ちゃんと勉強して堅実に手堅いスキルを身につける」といった側面が強いです。
悪く言えば、1~2年は完全に修行であまり稼げませんし、2年ぐらいやってからもビジネスと違ってめちゃくちゃ稼げるようにはなりません。
ただ、堅実に社会から認められていてニーズがあるスキルは身に付きます。
スキルが少し身についてからどうするかは人それぞれなので、ちゃんとスキルをつけて一旦は努力ゲーをちゃんとしたい人にはおすすめです。