始めに
ういっす、まんじです。
今回はエンジニアがフリーランスで仕事するための仕事の探し方についてご紹介します。
準委任契約か請負契約のどちらを選ぶか次第で仕事の探し方は地味に違います。
分けて解説します。
準委任契約の場合
※ 準委任契約とは月単価や時給単価で働く形態のことです
1. フリーランスのエージェントやサイトを使う
準委任契約で最もオーソドックスなフリーランスエンジニアの仕事の探し方はフリーランスのエージェントやサイトを使うことです。
ぼくも使ってますし、フリーランスエンジニアと名乗っている人のほとんどが使っています。
エージェントやサイトを使うってなると仲介料などが結構ガッツリ取られるイメージがあるかもしれませんが、仲介料を抜き取られていても単価は高いので別にいいのではないかなと思っている人が多いイメージです。
※ 仲介料はほとんどの場合、稼働の単価から勝手に引かれているので分からない
とりあえずフリーランスエンジニアデビューで、月単価や時給単価で働きたい人はフリーランスのエージェントやサイトを使うのはおすすめできます。
2. 知人や友人や仕事系のつながりからの紹介
これはそのまんまで、知り合いから仕事を斡旋してもらうパターンです。
エンジニアか中小企業の社長から紹介してもらえるパターンが多い気がします。
「うちの会社今月単価70万でエンジニア募集してるからきて」てきな感じです。
IT系の界隈でのつながりが必要です。
逆にIT系の界隈じゃないところからの紹介だと時給単価が異様に低かったりするのでそこは注意です。
世間一般的にITエンジニアがそこそこ高い単価で働いていることは知られていないことのが多いからです。
3. クラウドソーシング系で探す
クラウドワークスなどでたまに準委任契約の募集があるのでそこから応募するのも1つの手です。
しかし時給相場などを見てみたり、準委任契約の案件に対しての応募数がすごく多く見えるので、クラウドソーシング系は安く買い叩かれがちです。
正直、準委任契約においては使う必要はないです。
請負契約の場合
※ 請負契約とは成果物を納品するタイプのものです
1. 友人、知人、ビジネス系の知り合いからの紹介
請負の場合は準委任契約と違って知り合いからの紹介がわりと強いです。
ケースとしては、「会社作ったのでコーポーレートサイトをAサイトみたいな感じで君にお願いしたいです」みたいな部分です。
ある程度の相場感はありますが、完全に相場が定義できる分野ではないので、ちゃんと実績を積んでユースケースに対しての慣れがでてくると準委任契約よりも稼げます。という余談です。
中小企業や個人事業主レベルの知り合いが多いと受注できます。
2. ブログやSNSなどからの受注
仕事を依頼したいであろう顧客に見つけてもらえるような情報発信活動をして仕事を受注する方法です。
具体例としては、以下のようなケースです。
- 決済ゲートウェイのStripeに関する記事をたくさん書いてたらStripeを設置する仕事が受託できた
- WordPressの小技を発信していたらWordPressのカスタマイズ依頼がきた
- ウェブアプリケーションを作って公開していたらウェブアプリケーションの制作依頼がきた
ブログやSNSから受注できるようになると自分自身がコーディングやコードを書く必要はそこまでなくて、受託してそれを人に振るといった流れも取れるようになります。
3. 営業とタッグを組んで受注する
自分は技術担当で営業担当の人を用意して案件を受託するタイプです。
抽象化すると1と2と同じです。
営業の人には成果報酬で働いてもらうことでリスクなしで受注ができます。
重要なのは自分の実績(ポートフォリオや過去の納品結果、対応できる技術力)と、良い営業マンを見つけることです。
- 成果報酬営業マンを用意する
- 自分は技術側のディレクションにまわる
- コーダーやプログラマーを用意して作業してもらう
こういった上流工程に入る流れをやれると準委任契約よりも収入の上限値が圧倒的に上がります。
4. クラウドソーシング系での受注
単価は普通に安いので最初は実績作りのためと割り切ってやるか、もしくは請負タイプの市場リサーチとしてやるのがおすすめです。
クラウドワークスやランサーズなどで集客して納品するようなタイプだと多分まともに飯が食べれないレベルで単価が安いです。
ただ、市場リサーチと割り切って使うとかなり良い選択肢だと思います。
準委任契約で求められるのは技術力を含めた純粋な労働力能力ですが、請負契約の場合で必要なのはユーザーのニーズを知ってその課題解決をする能力です。
5. エージェント経由の案件受注
ぼくの知る限りだとほぼ聞かないケースです。
エンジニアのフリーランスエージェントの場合は準委任契約が多いからです。
まとめ
自分で書いててあれなんですけど、請負のほうはわりと有益なことが書いてあると思います。
準委任契約のほうはもうTHE定番って感じですが、ぼくのような実務経験1年程度のエンジニアでも月単価が50万円ぐらいの仕事が海外からのフルリモートですら取れます。
準委任契約しつつ死なないようにして、請負タイプをスモールビジネス的な感じでやるのも戦略の1つとしてはかなりありげです。
技術力的なシナジー効果もあります。
あとは年収で1000万を超えて稼ぎたい場合や月200万円とか稼ぎたい場合にはどっちみち準委任契約だとほぼ無理ゲーなので、早いうちからビジネスサイドにうつっていく動きをするのはありげかなと個人的に思います。